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2022~2023年度 クラブ運営にあたって

金沢東ロータリークラブ会長

松本 浩平

金沢東ロータリークラブ会長

「クラブの真価をシンカさせよう!」

2020年以降、新型コロナウィルス感染症の蔓延とその対応の中で、国・地域・企業・生活者、社会全体がこれまで当たり前だったことを再考し、取り巻く環境の激変への対応を強いられ、急速に変化し続けています。そして、私たちの生活様式や働き方等、価値観の多様化も加速したことで、社会は大きな変貌を遂げています。こうした環境の下、私たちのロータリー活動も様々な影響・制約を受け、都度の対応をしながら活動を継続しています。残念ながら天災・疫病・紛争・経済危機等、環境・社会の変化すべてを見通すことはできませんが、目の前に起こる変化にできる限り対応し、自らの成長と更なる社会への貢献の機会と捉え、真摯に活動することが求められていると考えます。

2022-23年度国際ロータリー(RI)会長ジェニファー E.ジョーンズ氏(カナダ、オンタリオ州、ウィンザーローズランドRC)は創業者兼社長で、地域においてもウィンザー大学理事長や商工会議所会頭等、社会活動も積極的におつとめになられた才媛で、115年に及ぶロータリーの歴史において初の女性会長に就任されました。「“IMAGINE ROTARY”イマジン ロータリー」をテーマに掲げ、「会員が夢を実現するために行動し、クラブの魅力を最大限に味わえる場としてのロータリーを思い描き、互いのつながりを深めることによって世界に変化をもたらすパートナーシップを築くこと」を呼び掛けています。また、ロータリーすべての会員が、個人・クラブ・地区としてDEI、DIVERSITY=多様性・EQUITY=公平さ・INCLUSION=包摂、への取組みを実践することを推奨されています。RIの方針を受けて、RI2610地区の黒川伸一ガバナー(富山南RC)は地区テーマを「ロータリーと共に」と掲げられました。地区内64クラブに対する満足度調査の実施と、クラブの問題や課題の解決をはじめ、地区として支援策を共に考え行動する、と謳われ、クラブの活性化に向けた地区の在り方、クラブと地区の関係強化を標榜されています。また、RIの最重要課題であるポリオ根絶に向けても、更なる活動の推進とメンバーへの啓蒙を図るために、地区内2600余名のメンバーとの協働を計画されています。地区関連では、国際青少年交換プログラムの再開や、金沢東ローターアクトクラブが運営において一翼を担う2610地区主管の全国ローターアクト研修会の開催も予定されており、コロナによって滞っていた事業も再開の方向で進んでいます。国際青少年交換委員会の中田委員長はじめ、7委員会・7名に地区委員会へ出向いただき、地区とクラブの連携・情報共有等ご尽力いただきます。メンバー各位には地区出向者ならびに地区事業へのご支援をお願い致します。

金沢東ロータリークラブは1958年6月23日、ロータリーの理念の下、33名のチャーターメンバーの志をもって創立されました。爾来、歴代64名の会長の、一年一年、時々の思い、ロータリー精神と友情で結ばれたメンバー一人ひとりの「親睦」と「奉仕」の実践の積み重ねと、互いが学び、育みあった自己研鑽の上に現在があります。当クラブは創立65周年を迎えます。「過去への感謝と未来への歩み」の意味を込めて、今年度「クラブの真価をシンカさせよう!」をスローガンに掲げさせていただきます。

真価を進化 より善く、自らと社会を前進させよう
真価を深化 より意味・意義あるものに
真価を芯化 友情と結束をより強固に
真価を新化 新たなチャレンジでさらなる飛躍を
真価を清化 より高潔に、清く正しく美しく

創立来培われてきた、明るく楽しい自由闊達な雰囲気・人間性豊かな会員相互の友情・真摯な奉仕の実践等、善き歴史・伝統である金沢東ロータリークラブの真の価値をしっかりと継承・発展できるよう、各委員会を担っていただく委員長・委員会メンバー、そしてクラブ全体として縦断的・横断的な情報と活動の共有をもって、メンバーの皆さんとともに「シンカ」出来るよう活動して参りたいと思います。
当クラブは5年前に還暦を迎え、周年事業の在り方についても一考のタイミングに来ていると思います。また、今年度は、東京東ロータリークラブとの姉妹クラブ締結50周年の節目の年ともなります。東京東クラブとは互いの周年事業への参加をはじめ、長年に亘り友情を温め続けてきています。歴代の諸先輩方が脈々と紡いで来られた友情を改めて確認し、未来に繋ぐ役割も担いたいと思います。

私たちは、取巻く環境の変化を取り入れながら活動すること、臨機応変にイノベーションを起こすことで、「クラブの真価をシンカさせること」即ち、クラブの持続的成長発展と未来戦略を描くことができると信じます。
若輩、微力ながら第65代の会長を務めさせていただきます。特にウィズコロナのこの時代・状況を勘案し、メンバーの安全と安心を第一に、「シンカ」する「親睦」・「奉仕」活動ができるように、丁寧なクラブ運営に努めて参ります。
ロータリー活動において、例会への出席が第一義であることは普遍です。メンバー各位の積極的な例会への出席と各種事業・活動への参画をお願い申し上げ、2022-23年度のクラブ運営方針と致します。

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