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2026~2027年度 クラブ運営にあたって

石野 一樹

金沢東ロータリークラブ会長

「まずは参加!関わりから親睦、そして奉仕へ」

コロナ禍を経て社会は大きく変化し、AIの急速な進展や世界情勢の不安定さなど、ますます先行きの見えにくい時代に入ってきました。価値観や働き方も大きく変わり、人と人との関わり方そのものが問われているように感じます。こうした時代だからこそ、改めて「人と人とのつながり」の価値が高まっているのではないでしょうか。

ロータリーは「親睦と奉仕」と言われますが、私はその前にあるものが「参加」だと思います。どんなに素晴らしい理念も活動も、まずは参加して関わってみることから始まります。

私自身、入会当初は出席率も高くなく、どちらかといえば不良会員に近い存在であったかもしれません。しかし、自身の子どもたちがロータリーの事業を通じて海外への長期交換留学の機会をいただいたことをきっかけに、ロータリーの素晴らしさを実感するようになりました。また、家族参加の例会や職業奉仕の研修旅行などに参加する中で、多くの方と関わり、ロータリーに触れるほどその魅力と面白さを感じるようになりました。

こうした経験から、今年度は「まずは参加!」を合言葉に、会員一人ひとりが気軽に参加できるクラブづくりを目指します。参加をきっかけに関わりが生まれ、その関わりが親睦を深め、やがて奉仕へとつながっていく。この流れをクラブ全体でつくっていきたいと考えています。

また、2026-27年度のRI会長オラインカ・ハキーム・ババロラ氏(ナイジェリア・リバーズ州、トランス・アマディRC)は、「持続可能なインパクトを生み出そう」と提唱されています。一時的な成果ではなく、長く社会に価値を届けることが求められています。

さらに、RI2610地区の翠田章男ガバナー(富山みらいRC)は、「ラーニングの推進」「女性会員比率の向上」「職業奉仕の推進」の重要性を示されています。特に各クラブにおいて、「自クラブの良さを考える」、「自職業の社会貢献の認識」をテーマにラーニング例会の実施を強く推奨されています。

クラブの未来を見据えた重要な課題として会員増強があります。数年前までは100名を超える会員数を誇っていた当クラブも90名を切るような現状です。会員増強は担当委員会だけでなく、会全体の事業として新会員候補者の情報収集に努めていきたいと思います。特に女性会員をはじめとした多様な人材の参画は、クラブに新たな視点と活力をもたらします。同時に新しく入会された会員がしっかりとクラブに馴染み、継続して参加してもらえる環境をつくることにも注力していきます。

本年度、当クラブは創立69年目を迎え、次年度には70周年という大きな節目を迎えます。昨年度より導入されたマルチイヤーの考え方のもと、3年スパンでのクラブ運営を意識し、本年度はその中間年度として、70周年につながる土台づくりを進めてまいります。

各委員長の皆様には、事業の継続性と進化、会員全員の参加のためにも前年度委員長との引継ぎも兼ねて、積極的な委員会の開催のご協力をお願いします。

さらに本年度は、長年親しんできた例会会場であるANAホリデイ・イン金沢スカイの閉館に伴い、新たにANAクラウンプラザホテル金沢へと活動の場を移すこととなります。この変化を新たなスタートの機会と捉え、会員が出席しやすい環境づくりを図るとともに、デジタル化の推進や事務局業務の効率化にも取り組み、時代に即した持続可能なクラブ運営も考えていきます。

「まずは参加!」から始まる「関わり」、そして「親睦」「奉仕」へとつなげ、皆様とともにさらなる魅力あるクラブづくりを目指してまいりましょう。微力ではありますが、この1年を大切に積み重ねていきたいと思います。どうぞよろしくお願いいたします。

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